菅原総合武道では、合気道、香取神道流武術、太極拳を教えています。

合気道科

準備運動のあと気功を行います。それから菅原先生創作の合気道太極功を練習し、徐々にウォーミングアップしてから剣と杖を組み合わせた《組杖を練習し、それから伝統的な体術(柔術、護身術を含む)の練習をします。最後に《返し技対錬を行います。この稽古法の目的は、一つは気を感じながらウォーミングアップして健康を維持し、かつ伝統武術を失わないように考慮しているからです。

練習は日曜日午前中(少年部・一般部)と火曜日夕方(少年部・一般部)の週2回です。少年部は菅原勇二先生が指導しています。週一回の希望者も受け入れています。また家族数人で一緒に行えば、月謝は割り引かれます。合気道科では護身術も教えますので、体を鍛えながら身を守る技を体得できるでしょう。入会金10,000円、月謝7500円。

香取神道流科

日本刀や長刀、棒、槍などの使い方を伝承しています。居合術、立合抜刀術、表の剣術、棒術、長刀術(以上、日曜午後クラス)、五行の太刀(裏の剣術、柔らかい動作)、両刀術、小太刀、槍術(以上、目録クラス、木曜日夜)を練習します。目録クラスとは、原則として日曜クラスを3年以上稽古を積んだ人が参加できるクラスです。週2回でも料金は変わりません。入会金10,000円、月謝8000円。香取には段位制度はありません。詳しくは Katori Curriculumを参照してください。

稽古法について

すべての稽古は「調心・調息・調身」の理論に基づいて行っています。簡単にいうと意識の集中法(目付と心眼)、丹田呼吸法、歩法と姿勢です。集中力がつくと、子供の学力向上につながります。香取神道流や合気道の身体動作には、太極拳の丹田呼吸法と転身動作を取り入れているのでスピードが上がり、健康維持につながり、これが菅原スタイルといわれ海外で評判になっている所以です。海外から毎年多数の人が訪れます。菅原先生は毎年10か国以上の国を回って指導していますので、日本に滞在中に訪問者が多いのです。

合宿練習、合気道審査

2月に香取神道流合宿を行いましたが、アメリカ、ロシア、スペイン、マレーシア、韓国、トルコ、ウクライナなどから会員が参加しました。次回は2010年2月の予定です。合気道昇段希望者には年3回(3月、7月、11月)審査を実施しています。

太極拳科

菅原道場の太極拳科は、現在、土曜日だけ練習しています。指導者は邢雁灵(シン・イェンリン)先生が行っています。邢先生は中国武術健身協会を主宰し、練功18法、太極拳養気功(邢先生創案)、簡化24式太極拳、42式太極拳、42式太極剣、陳式56式太極拳、陳式太極剣、健身《八段錦》、扇など簡単な動作から難しい動作など多数教えているので、中国武術健身協会に入会し、いろいろな套路(型)に挑戦することを推奨します。中国武術健身協会は地域の健康づくりに貢献できる指導者を育成するために、年一回指導員技術審査を行い、合格者には指導員認定証を授与しています。詳しくは「パートナー」のページhttp://www.kenshinkyokai.orgをご覧ください。

菅原先生の指導内容は次のとおり。

武器技:型の練習

  • 31の杖、13の杖(単独動作)
  • 組杖1-8(31の杖を応用した対錬)
  • 組杖変化技 1-6
  • 杖合 1-6(13の杖を応用した対錬)

詳しくは here.

合気道体術:調和の合気道

  • 42式合気道太極功
  • 42式返し技対錬
  • 体術(武産合気)

詳しくはこちら here.